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【第6話】落ちこぼれて、自己否定感がマックスになったという話

高校生編 後編

 

【第1話】なーんにもできないから、ただ諦めていたという話

【第2話】頑張ることが楽しいと思ってから人生変わったという話

【第3話】ライバルと競い合い、切磋琢磨できたという話

【第4話】バーンアウトシンドロームな上にオタクになったという話

【第5話】アニメを見て将来やりたいことが見つかったという話

【第6話】落ちこぼれて、自己否定感がマックスになったという話 ⇐今ココ

【第7話】手帳をパートナーに、勉強法を武器にして人生が変わったという話

【第8話】浪人生活を過ごして失敗から学べる人間に進化できたという話

【第9話】聖地へ赴き、とりあえず部活を作ってみたという話

【第10話】教育って訳がわからないけど、おもしろいうという話

【第11話】答えはいつも自分の中にあると分かったという話

 

気が付くと崖から落ちていた

大学に入ってやりたいこと(競技かるた)が見つかってから僕のやる気は上がっていきました。

高校2年生の後半から徐々にだがやる気は上がっていきました。

 

とは言っても僕は落ちこぼれでした。

気づいたら僕は理系組の中でも下から数えたほうが早い位置にいました。

 

今から頑張ろうと思いました。

課題も提出物も、授業もまじめに聞きました。

 

ですが、成績はどんどん下がり、高校3年生の春にあった模試で校内で下から7番目という最悪な点数を叩き出しました。

周囲のみんなも頑張っているのだから、当然のことです。

 

「どうしよう・・・やばい・・・」

 

危機感を感じたときは、もう遅かったのです。

勉強法を身に付けていなかった自分は・・・。

 

青春が終わり、そして夏が始まる

部活の引退は7月の終わりでした。

 

最後の滋賀県の彦根市であった水泳の大会では、仲間は思い出として僕をリレーのメンバーに入れてくれました。

リレーも楽しかったけど、みんなと泊まった夜に話したり、遊んだりしたことも楽しかったです。

 

大会が終わった帰りの電車で、

あ~、もうこのメンバーと練習したり、毎日話したりするのも、今日で最後か~

と、もう二度と訪れない貴重な時間を過ごしていました。

 

大会から学校に夜遅くに帰ってきた。ー引退の日ー

みんな真っ暗な中、プールサイドに足を踏み入れる。

 

一緒に引退するある友達Nくんを、

「みんなで○○を泣かそうぜ!」

とキャプテンが提案して作戦を立てますが、そのキャプテンが声を上げて大泣きしたというのは忘れられません。

 

その友達Nくんは一切涙を見せませんでした(夜遅く暗かったからあまり見えなかっただけかもしれません)。

作戦失敗ですね。

 

もちろん、僕も

もっとみんなで水泳したい!

もっと練習して結果を出したかった!

という感情があふれ出て、つい泣いてしまいました。

 

部活の引退の余韻に2日、3日は浸ってしまいましたが、気持ちを切り替えて、塾や学校の夏期講習を受けたり、自習をしたりしました。

 

勉強に全ての時間を費やした

基本ずーっと、自習室に引きこもっていました。

 

周りの人たちは、休憩の部屋で友達とご飯を食べながらしゃべったり、廊下でしゃべったりとしていましたが、僕はそんなことはせずに、ただひたすら机に向かっていました。

 

まぁ、話してリセットするという意味ではいいと思いますが、ずーっと話してしまうというリスクがあったので、僕は基本は単独行動をつら抜いていました。

 

話すとしても、先生くらいですね。

分からないところを質問するという時くらいでした。

 

夏休みが終わってからも、学校が終わってからの平日6時間以上、学校がない日は12時間以上勉強しました。

 

塾の授業もたくさん受けました。

映像授業も、通常のライブ授業も受けました。

学校の特別講座も受けました。

 

「絶対合格してやるぞ!」

という気持ちがあったので。

 

僕の絶望感と自己否定感はマックスまで膨れ上がった

しかし、点数は思ったように伸びなかった。

というよりも、努力は全く報われず、偏差値も点数もどんどんどんどん下がっていったのです。

 

周囲には少しずつ、点数も偏差値も上げている人が増えていました。

 

「みんなすごい・・・」

 

いやいや、自分も頑張らなくちゃ。

 

それ以降も勉強はやり続けました。

受験直後にぐぅーんと伸びる自分を想像して・・・

 

睡眠時間を減らして、勉強時間を増やしてもみました。

でも成績は上がりませんでした。

 

このときから

「これやばいやつやん・・」

と本気で感じていました。

 

そして、この感情はさらに負の方向へエスカレートしていき、ついには自己否定感が膨らんでいったのです。

 

「自分は負け犬だ」

 

途中から自分はやっぱりダメな人間なのかと思うようになってしまいました。

 

こういうときには決まって、小学生のときの記憶がよみがえってくるんですよね。

昔から自分で分かっています。

自分は周りの人たちよりもできないことを。

 

中学生のときは最初から頑張っていたから結果を残すことができたのであって、それは自分に才能があったからではないことは気づいていました。

 

ですが、目標というものを失い、将来に対して何の希望もない状態で過ごした日々はあまりにも無駄にし過ぎたのかもしれません。

 

自分にとっては、それだけのハンディを背負って、今から入試に挑まなければなりません。

自分はダメな人間なのに、不器用な人間なのに、才能がない人間なのに。

 

なんという無駄な時間を過ごしてしまったんや・・・

 

後悔だらけでした。

気づいたときには遅いのでした。

 

自分を否定し、絶望する。

 

こういう、マイナスの考えが頭の中をグルグルぐるぐる駆け巡り、僕は毎日苦しめられるようになりました。

 

さらに、追い打ちをかけるような出来事がありました。

 

詰んだと思いながらも、悪あがきをしまくった

12月の学校の三者面談で、模試の結果を見ながら、

担任の先生から

「この成績やとかなり頑張らないと厳しいかもな・・・」

とオブラートに包んで言われました。

 

おそらく実際は

「この成績では不合格やで」

と言いたかったのでしょう。

 

その時の、心配そうにする横に座っていた母親の顔を今でも忘れられません。

その瞬間、

「あ~今まで何してたんやろ・・」

とダメダメな自分を恨んでいました。

 

この三者面談が終わってからは、自分を少し見つめることができました。

 

効率が悪かったのが原因だと思い、今からでもセンター試験までに点数アップできそうな教材をネットで探し

 

「1か月で点数が上がる○○!!」

 

という参考書を3冊親にお願いして買ってもらいました。

「お願いします、これが欲しいです」

 

点数を上げるためなら何でもやってやる状態でした。

わらをもすがる思いとはまさしくこのことです。

 

「これをやればあがるはず!」

「効率が最大の原因に違いない!」

 

冬季講習、直前講習を受けて、

 

「やるしかない!」

 

なぜ自分はいきているのだろうか?

そして、1月のセンター試験を迎えるのでした。

 

勉強をしまくって、崖っぷちからの帰還!!

ということを期待して勉強してきましたが、そんなことは起こるはずもなく、

 

 

結果は絶望そのものだった・・・

 

センター試験本番では第一志望合格とは程遠い、まさしく絶望という言葉しか似合わない点数をとりました。

 

総合の偏差値は42.4でした。

 

当然第一志望の大学はE判定でした・・・

 

 

まぁ、分かっていたことでした。

途中から気づいていたことでした。

 

でもやっぱり落ち込みましたね。

このとき初めて、

 

「オレの努力は・・・今までしてきた努力は・・・いったい何やったんや・・・」

 

と自分の努力を疑いましたし、ひたすら自分を恨みまくりましたし、自分を責め続けました。

 

生きてるのがつらい・・・・

 

「塾代、参考書代・・」

「親に心配と迷惑をかけてきたのに・・」

 

誰にも見つからないように、一人で泣きながら自分自身を責め続けました。

 

「人生失敗や・・・」

 

第一志望の国公立大学は不合格確定でしたが、僕は私立大学を受験しないと決めていました。

なので、とりあえず第一志望の受験校の2次試験対策の勉強を始めました。

 

完全にやけくそになってました・・・・

 

このときから、

 

自分は何のために生きているのだろう?

自分に生きる価値はあるのだろうか?

 

と思うようになりました。

 

自分は生きていたって、どうせ何にも役に立てないし、将来やりたい仕事もないし。

かるたがやりたいから大学行くって、今考えたら馬鹿らしいなぁ~

 

本当に自分はダメな人間で、落ちこぼれで、親に迷惑かけて

まったく生きる価値なんてないんじゃないかな

 

自己否定感がマックスになり、僕は自分という人間が大嫌いになった。

 

だけど、ここが僕の強いところかもしれない。

こんな、自分を責め続けている状態でも勉強を続けたのです。

 

意味の分からないことかもしれませんが、できない人間なりに負けず嫌いという性格を持ち合わせていたので、

絶対成功してやる!

という気持ちはあったのです。

 

つまり、浪人という選択肢が僕の頭にはあったのです。

 

 

そして、授業がなくなった平日の学校の教室で転機が訪れました。

 

 

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