大学生編前半
【第1話】なーんにもできないから、ただ諦めていたという話
【第2話】頑張ることが楽しいと思ってから人生変わったという話
【第3話】ライバルと競い合い、切磋琢磨できたという話
【第4話】バーンアウトシンドロームな上にオタクになったという話
【第5話】アニメを見て将来やりたいことが見つかったという話
【第6話】落ちこぼれて、自己否定感がマックスになったという話
【第7話】手帳をパートナーに、勉強法を武器にして人生が変わったという話
【第8話】浪人生活を過ごして失敗から学べる人間に進化できたという話
【第9話】聖地へ赴き、とりあえず部活を作ってみたという話 ⇐今ココ
【第10話】教育って訳がわからないけど、おもしろいうという話
【第11話】答えはいつも自分の中にあると分かったという話
そうだ、かるたの聖地へいこう!
大学コードの冊子をペラペラぺらーとテキトーにめくって決めた第二志望の大学に行くことになりました。
初めての一人暮らしです。
テキトーに決めたと言っても、きちんと吟味はしていますし、いちおうオープンキャンパスにも行っていました。
かるた部はその大学にはなかったのですが、実はその大学から14kmほど離れた場所には、かるたの聖地があったのです。
あの競技かるたの漫画「ちはやふる」の舞台にもなった、かるたの聖地近江神宮です。
実写映画化もされましが、映画にもバッチし近江神宮は映っています。
ちはやふるの影響もあってか、休みの日にはたくさんの人が訪れる、滋賀県大津市にある大人気の観光スポットです。
そう、最悪第一志望の大学に落ちたとしても、競技かるたができるように第二志望の大学を選んでいたのです。
(第二志望の大学を候補としてあげたときは、偶然のペラペラぺらーだったのですが(笑))
その近江神宮には「かるた会」というのがあって、かるたの愛好者が集まる会があります。
僕は4月からそこに行こうと思って、原付の免許まで取得していたのですが、タイミングが合わず大学のガチの部活に入ってしまったのでした。
テニス漫画の影響を受けてしまった
硬式テニス部に入ったのですが、サークルではなく部活です。
だから、めっちゃ厳しかったです。
なんか、上下関係とかマナーとか、当たり前のことでしたが、かなり厳しかったですね。
まぁ、今までの部活の経験とかで慣れていたので、抵抗はありませんでしたが。
で、その部活は何かというと、硬式テニスです。
なぜ、硬式テニスに入ったかというと、理由は2つあります。
1つは入学式のときにご飯に連れて行ってもらったことです。
まんまと、勧誘の罠にはまってしまいましたね(笑)
もう1つが漫画「ベイビーステップ」がちょうどアニメ化されていて、それをテレビ見てしまったからです。
ほんと、僕は漫画の影響をいかに受けやすいかということが、分かってもらえると思います。
- 野球漫画の「メジャー」
- バスケ漫画の「スラムダンク」
- テニス漫画の「ベイビーステップ」
- 競技かるた漫画の「ちはやふる」
このことに気づいたのは大学に入ってからです(笑)
「けいおん!」という軽音楽部の女子高生の日常を描いたアニメをご存知でしょうか?
たぶんですが、高校に入る前に「けいおん!」のアニメを見てしまっていたら、高校の部活は「軽音部」に入っていたかもしれませんね~
そうそう、この前「けいおん」の聖地「旧豊里小学校」に行ってきました。
けいおんの聖地も実は滋賀県にあるということで、僕は滋賀県に呼ばれる運命だったのかもしれません。
話を戻すと、硬式テニス部に入ってしまい、平日や土日に練習や試合があり、かるた会に行くタイミングがなかなかありませんでした。
もっと早く始めたかったな~と今は思います。
競技かるたを遅れて始める
なんとか、先輩たちの引き留めを潜り抜けて、硬式テニス部を7月にやめることができました。
ですが、7月にちょうど塾講師のバイトをすることになりました。
お金がなくて生活ができなかったので。
全国規模の塾で、当初最寄り駅でバイトができるのかな~と思って応募したら、まさかの下宿先から離れたところにある教室に配属されるという。
(全国規模の塾なので、教室という形であちこちにありました。)
その配属場所というのもおもしろくて、近江神宮の最寄り駅の駅前にある教室でした。
これもたまたまです。
僕はこのとき、やっぱりかるたは僕を呼んでいるのではないかという、まぁ勘違いだとは思いますが、かるたに対して運命を少し感じました。
で、その塾でちょうど夏期講習が始まって、7月、8月は丸々塾に時間を費やすことになってしまいました。
そういうこともあり、結局競技かるたを始めることになったのは、9月です。
百人一首を覚えずにかるた会に行きましたが、めちゃくちゃ楽しくて、かるた会に入会することにしました。
毎週練習に行き、少し慣れてきたときにある行動に移りました。
そうだ、大学にかるた部を作ろう!
予定どおり大学にかるた部を作ることにしました。
実は大学入学前から、かるたを始めたら大学にかるた部を作るということは決めていました。
4月から勧誘活動ができるように、とりあえず部活をつくるために協力してくれそうな人を集めて、必要な書類を提出し、翌年の1月に部として承認されたのでした。
あくまでも、部活を作るために数合わせとして協力してくれたので、その友達たちは競技かるたには興味を示してくれませんでした。
残念でしたがまぁ、それでも創部に力を貸してくれたのは本当にありがたかったです。
本当に感謝しています。
4月からの勧誘は一人ですべてやりました。
ちらし配りから、ポスター作り、Twitter、かるた体験などなど。
そうすると、奇跡的に2人に男子が入ってくれました。
そして、現在では20人くらいの部活にはなっているようです。
余談になりますが、僕の行っていた大学は2つのキャンパスに分かれています。
その2つのキャンパスはめっちゃ離れていて、実質別の大学みたいなかんじです。
僕は卒業するまでに、もう一つのキャンパスにもかるた部を作ってしまおうということで、向こうのキャンパスに問い合わせなどして勧誘ポスターなどを貼りました。
たまたま、もう一つのキャンパスに競技かるたの経験者の人が入学してこられたので、その子に協力してもらい無事作ることができました。
というかんじで、大学に入ると自由に部活を作れたりできて楽しいですね。
もし、これを読んでいる人が将来大学を受験するという人であるならば、大学入学後ぜひこういった自分で考えて行動できる活動をやってみることをオススメします!
大学生活はかるたばかりしていた
大学に入ってかるたに触れあってから、競技かるたしかしていないと言ってしまうくらい、大学の勉強とバイト以外はかるたばかりしていました。
といっても自分の練習だけでなく、初心者の指導や観光客や修学旅行生に対するイベント、などなどほとんどボランティアですが様々なことを体験しました。
かるたをやっていると、様々な世代の人とお話をする機会があります。
少しですがコミュ力が上がりました。
かるたはやるのもおもしろいし、イベントをするのもおもしろい。
たくさんの人と出会えるので、とてもオススメの競技です。
幼稚園、社会人から始める人もいるくらい、いつでも始められる競技です。
百種覚えてなくても始められます。
ぜひ、あなたもやってみてはいかがでしょうか?
【第1話】なーんにもできないから、ただ諦めていたという話
【第2話】頑張ることが楽しいと思ってから人生変わったという話
【第3話】ライバルと競い合い、切磋琢磨できたという話
【第4話】バーンアウトシンドロームな上にオタクになったという話
【第5話】アニメを見て将来やりたいことが見つかったという話
【第6話】落ちこぼれて、自己否定感がマックスになったという話
【第7話】手帳をパートナーに、勉強法を武器にして人生が変わったという話
【第8話】浪人生活を過ごして失敗から学べる人間に進化できたという話
【第9話】聖地へ赴き、とりあえず部活を作ってみたという話
【第10話】教育って訳がわからないけど、おもしろいうという話 ⇐次はココ
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